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 妊娠中に食物繊維を多くとると、生まれた子どもは肥満になりにくい。東京農工大や慶応大などのチームがマウス実験で発見した。母親の腸内細菌が食物繊維を分解してできる物質が、子どもをうまくエネルギー代謝できる体質にするらしい。2月28日に米科学誌サイエンスに発表した。

 チームは、マウスの子どもに脂肪分が多いエサを食べさせて成長を比較。その結果、母親が妊娠中に食物繊維をほとんど食べなかったか、無菌状態で育って腸内細菌がいなかったマウスは、重い肥満になったり、高血糖や高脂血症といったメタボリック症候群の症状が出やすかったりした。

 食物繊維が腸内細菌に分解されてできる「短鎖脂肪酸」が、血液を通じておなかの中の子どもに取り込まれると、食べ物の消化や食欲にかかわる腸管の細胞や、血糖値を調整する膵臓(すいぞう)の細胞がきちんと育つのを促すらしい。確認のため、母親に短鎖脂肪酸を与えると、腸内細菌がいなかったり、食物繊維を与えなかったりしても生まれた子どもは肥満になりにくかった。

 近年、母親のおなかの中にいる…

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