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 欧州連合(EU)は、EUを1月に離脱した英国との貿易ルールなど、新たな関係を決める交渉の方針を決めた。経済への影響を最小限に抑えるために年内の合意を目指すが、大きな隔たりがあって難航しそうだ。交渉は3月2日に始まる見通し。

 EU域内は一つの市場になっている。これまでは、英国とEU加盟国の貿易は無関税で、税関検査も不要だった。今後、EUと英国は、輸出入品にかける関税率などを決める「自由貿易協定(FTA)」の締結を目指す見通しだ。

 EUは今回の方針で、FTA交渉でこれまでと同じ「関税ゼロ、数量制限ゼロ」を目指すことを明記した。その条件として、環境基準や政府による産業保護などのルールをEUと合わせることや、英近海でのEU側の漁業者の操業をこれまで通り認めることを挙げた。

 EUはこれまでの英国との交渉で「EUの制度のいいところ取りは認められない」としてきた。関税ゼロを認める一方、環境基準の緩和など、英側が貿易品に関わる規制を自由に決められるとしたら、EU各国に比べ低いコストで製品を作り、EU市場に売り込むことができるようになってしまう。EUのバルニエ首席交渉官は25日、「どんな代償を払っても、合意するということではない」と英側に釘を刺した。

■漁業問題、最初のハ…

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