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 出水市教育委員会は26日、新型コロナウイルスに対応するための独自マニュアルをまとめた。新型肺炎の感染者が確認されている熊本県に接し、県境を越える市民の往来も多いため、対策会議を開いて検討。小中学校や幼稚園など21校・7園に即日配布した。

 マニュアルでは、関係者の役割分担や連携について、感染者がいない予防段階から具体的に明示。特に登校時の健康観察を徹底して、欠席が続いているケースなどの情報共有を徹底するとともに、給食当番にあたる子供の体調確認など細かいチェック項目を設けた。児童らに感染の疑いが生じた場合の連絡体制についても、家庭・担任・管理職らそれぞれに求められる行動を挙げ、迅速な対応を目指している。

 卒業・卒園式についても各学校・幼稚園に参加者を制限するよう27日に通知。文部科学省が示している工夫例を参考にしながら、卒業生本人を含め37・5度以上の発熱やかぜの症状がある場合は参加を自粛してもらう。保護者らについては、感染すれば重症化しやすい高齢者や、糖尿病など基礎疾患のある人の来場を控えてもらう、といった措置を促している。(城戸康秀)