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 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大手映画会社の東宝は27日、「映画ドラえもん のび太の新恐竜」について、3月6日に予定していた公開を延期すると発表した。全国374館で上映予定だったが、観客の安全を優先した。

 東宝と、同作の製作委員会は連名で「新型コロナウイルス感染状況と、新型コロナウイルス感染症対策本部で示された方針などに鑑み、公開日を延期することを決定した」と説明した。新たな公開時期について広報担当者は取材に、「社会情勢をみて決める」とした。

 同作は、1980年公開の映画「のび太の恐竜」から40作目のシリーズ作。のび太と双子の恐竜との出会いから始まる物語で、6600万年前の白亜紀を舞台にキャラクターたちの冒険が繰り広げられる。ゲスト声優として木村拓哉さんが参加していることでも話題を集めている。

 「ドラえもん」の映画シリーズはほぼ毎年、児童らの春休み時期に合わせて3月に公開されてきた。1作目から多くの観客を集め、2012年以降は興行収入30億円を必ず超える大ヒットを維持。前作の「のび太の月面探査記」や前々作「のび太の宝島」は50億円超の興収を上げていた。(小峰健二)