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 宮津みやげとして全国に知られる「徳利(とっくり)いか」。生産する鞍岡商店(京都府宮津市漁師)の作業場には、皮をむいて膨らませたイカがずらりと並び、白く輝いている。

 日本海で取れたスルメイカの脚と内臓を丁寧に取り除き、空気を入れてパンパンに。5日間乾燥させると、2合ほど酒が入る琥珀(こはく)色のとっくりができあがる。27日には約150のイカ一つずつに空気を入れ、膨らませた。作業は4月いっぱいまで続く。

 熱かんの日本酒を注いで飲むと、イカの香ばしい風味が楽しめる。飲んだ後は、あぶっておつまみに。2度おいしい徳利いかは、市内の土産物店などで1個900円ほどで販売。店主の鞍岡義行さん(53)は「イカ風味のお酒も、楽しんでほしい」と話す。(寺脇毅)