[PR]

 自民党の岸田文雄政調会長と石破茂・元幹事長らが27日夜、東京都内のレストランで会合を開いた。「ポスト安倍」候補として、次の総裁選での対決も予想される2人。出席者によると、安倍政権下の自民党を取り巻く状況について、地方の声などが厳しくなっているとの認識で一致したという。

 会合は、2月に63歳になった石破氏の誕生祝いが名目で、石原伸晃・前経済再生相と中谷元・元防衛相が同席した。会合では新型コロナウイルスの対応も話題になったといい、出席者は政府対応への国民の批判が「予想した以上だ」と危機感を共有。「首相は全責任を負う覚悟で臨んでほしいし、我々はそれを支えていくべきだ」といった考えを確認したという。

 会合後、石破氏は記者団に東京高検検事長の定年延長問題も話題になったと説明。「(岸田氏以外は)政府のやり方にかなり問題があるとの認識だった」と述べた。「今の自民党に対する世の中の批判はものすごく強い」とも語った。(西村圭史、鬼原民幸)