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 「将棋界の一番長い日」として知られる第78期将棋名人戦・A級順位戦(朝日新聞社、毎日新聞社主催)の最終9回戦一斉対局が27日、静岡市の料亭「浮月楼(ふげつろう)」で行われた。降級の可能性がある棋士が相次いで勝利し、残留を巡る争いは大混戦に。トップ棋士たちの死力を尽くした戦いが翌日未明まで続いた。

 8回戦を終えた時点で、渡辺明三冠(35)の豊島将之名人(29)=竜王=への挑戦と、久保利明九段(44)の降級が決定。降級枠は残り一つで、いずれも3勝5敗の佐藤天彦九段(32)、糸谷哲郎八段(31)、木村一基王位(46)の3人に降級の可能性があった。

拡大する写真・図版自力で残留を決めた佐藤天彦九段

 午後7時41分。午前9時に始まった5局のうち早くも1局が終わった。渡辺三冠が三浦弘行九段(46)に勝って、9戦全勝での優勝を決めた。「今まで取れなかった星。2年前に降級した時には想像していなかった」。順位戦は前期B級1組でも12戦全勝しており、通算21連勝。4月から、初めての名人戦の舞台に臨む。

 残留を目指す3人のうち、前期…

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