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 静岡市内の60代の男性が新型コロナウイルスに感染していることが28日、関係者への取材で分かった。静岡県内で感染者が確認されたのは初めて。男性は大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号に乗船していたという。

クルーズ船の検疫官も感染

 厚生労働省は28日、新型コロナウイルスの集団感染が起きた大型クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の検疫業務を行った検疫官1人の感染を確認したと発表した。検疫官は東京都在住の30代女性で、すでに入院しているという。

 厚労省によると、検疫官は感染が疑われる乗客乗員ののどの粘液などウイルス検査をするための検体採取の補助をしていたという。同船の検疫業務に携わった検疫官の感染は3人目となる。

北海道や神奈川でも新たに感染 

 北海道と札幌市は28日、10歳未満の男児を含む計12人が新たに新型コロナウイルスに感染していたと発表した。北海道で感染が確認されたのは66人となった。

 神奈川県内で新型コロナウイルスの感染者が新たに1人判明したと、県が28日発表した。県鎌倉保健福祉事務所管内(鎌倉市、逗子市、三浦市、葉山町)の70代の無職女性。症状は軽く、県内の医療機関に入院している。

 県によると、この女性は25日、県内の医療機関で定期受診した後、帰宅中にJR大船駅(鎌倉市)で呼吸苦や関節痛などの体調不良を訴え、緊急搬送された。その際、駅員6人と鎌倉市の救急隊員3人が女性と接触した。県は女性の同居家族2人を含め、計11人の感染の有無を検査している。

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 名古屋市は28日、市内在住の60代男性が新型コロナウイルスに感染したと発表した。27日に感染が確認された女性の夫で、症状は軽いという。愛知県で感染が確認された人は計28人。

 石川県は28日夜、県内の50代の男性会社員が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。すでに感染が判明している男性会社員2人と同じ繊維会社に勤務し、今月中旬に一緒にパリに出張していた。同社のパリ出張団で感染が確認されたのは3人になった。

 男性は、見本市出展のため今月中旬、計14人でパリに出張していた。帰国後、このうち2人の感染が確認されたため、県が28日に検査を実施したところ、陽性だった。男性は無症状で、25日から自宅待機をしていた。帰国後の行動について県が聞き取る。

 石川県から同行したほかの2人の社員の検査結果は陰性だったという。同県内で感染が確認されたのはこれで6人になった。