[PR]

 山梨県富士吉田市の富士学苑高校では28日、卒業生と教職員、父母ら約400人全員がマスクを着け、体育館で卒業式に臨んだ。

 例年より約30分短縮し、在校生の列席はなし。137人の卒業生は「仰げば尊し」や校歌もマスクを着けたまま歌い、代表あいさつもマスク越し。1時間45分の式で1度もマスクを外さなかった。

 山口隆之副校長は「感染を考えれば式をやらないのが一番。でも生徒にとっては一生の節目で晴れ舞台。危険を減らして開きました」と話した。

 終了後、屋外で在校生が卒業生を祝福する行為は許された。後輩と一緒に写真を撮り合ったバスケットボール部員の湯川佑莉さんは「中止になるかと心配したけれど、みんなに祝ってもらえてうれしい」、花束を贈られたジャズバンド部の渡辺大貴さんも「次のステージに前進するエネルギーをもらえた」と喜んだ。(河合博司)

関連ニュース