新型肺炎の拡大リスク「非常に高い」に引き上げ WHO
ロイター通信によると、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は28日の記者会見で、新型コロナウイルスの世界的な感染拡大や影響のリスク評価について、従来の「高い」から「非常に高い」に引き上げたと述べた。
テドロス氏は27日の会見で、世界的な大流行を意味する「パンデミック」の潜在的な可能性があるとの認識を示し、イラン、イタリア、韓国での集団感染に言及しつつ、この段階の対応次第で「(事態は改善と悪化の)どちらにも進みうる」と述べていた。各地からの報告を踏まえ、新型肺炎の症状の特徴について、「鼻水はあまり出ない。90%の人は発熱し、70%は空ぜきを伴う」とも述べた。
ナイジェリア当局は28日、同国で働くイタリア人が感染したと発表した。サハラ砂漠以南のアフリカでの感染確認は初めて。WHOは医療体制の弱さなどから、対策の優先順位が高い国として同国を含むアフリカ13カ国をあげている。
ロイター通信によると28日…
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