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 「障害者」にかわる新しい言葉を考えて――。駒沢大学(東京)には、学生にこんな課題を出す授業がある。障害のある息子を持つ講師が、共生社会について教える一環で取り組んできた。パラパーソン、多様生活者……。単なる言葉の言い換えにとどまらない、様々なアイデアが集まった。

 パラレル…日本語訳では平行なので、平等というメッセージを社会に発信できる

 十色(といろ)…障がいと言われているものを一つの個性として考え、みんな違ってみんないいという理解を深めるため

 グローバル・メディア・スタディーズ学部の2~4年生が昨年12月の授業で考えた約150のアイデアには、命名の理由も添えられている。課題を出した外部講師の松本邦夫さん(71)は、胸が熱くなった。

 不動産会社を定年後、障害者がつくる商品を商業施設などで売ってきた。いま39歳の長男には重い知的障害がある。頼まれて3年前から多文化共生社会を学ぶ授業の1コマを受け持ち、息子の成長を通じた経験を語るなどしてきた。

 学生には「社会で分け隔てなく暮らせるような場所をつくりたい」と説き、思いを実現する一つの課題として、「障害者」の言い換え案を問う。妨げや災いを意味する漢字が使われていることから「息子が邪魔者扱いされているような、嫌な気持ちがしてきた」と説明する。

記事の後半では、学生から出された新しい言葉の案や、そこに込めた思いを紹介します。

 寄せられた案は様々だ。それぞ…

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