米国の入国制限、中国以外への拡大検討 トランプ大統領

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ワシントン=染田屋竜太
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 新型コロナウイルスの感染が拡大するなか、トランプ米大統領は28日、米国への入国制限の拡大を検討していることを明らかにした。現在は中国からの渡航者のみが対象だが、感染者が増えている他の国からの渡航者にも広げる可能性を示した。

 米国は2月上旬から、14日以内に中国本土を訪れた人は、原則として入国を認めていない。トランプ氏は28日、ワシントンで記者団に対して米国内の感染者が少ないことを強調し、「早期に国境を閉じたことが大きかった」と述べた。そのうえで、「入国禁止を、例えばイタリアなどの国に広げるのか」という質問に対し、「現在、それを検討している。不均衡に高い(感染者の)数字がある国について見ている。近く決断する」と述べた。

 トランプ氏は26日の会見で…

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