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 新型コロナウイルスの感染拡大への恐怖が、米金融市場を覆っている。米主要企業でつくるダウ工業株平均は週末2月28日、前日比357ドル安の2万5409ドルで終え、7営業日連続での下落となった。週間(5営業日)での下げ幅は計3583ドルと、2008年のリーマン・ショック後を超えて過去最大を記録した。原油安や金利低下も歴史的な勢いで進んでいる。

 ダウ平均は12日に史上最高値(2万9551ドル)をつけ、3万ドルに迫っていた。それが27日に過去最大となる1190ドル下落を記録したのに続き、28日も一時1085ドル安まで売られ、節目の2万5000ドルを割り込む場面があった。

 米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が同午後、追加利下げを示唆した後も荒い値動きが続き、金融市場を襲う「コロナショック」は終息の兆しが見えない。米紙によると、これまでの株安で米大企業の時価総額が計3・6兆ドル(約390兆円)分、吹き飛んだ計算だという。

 世界保健機関(WHO)は28日、新型ウイルスが世界に広がる危険度を「非常に高い」に引き上げた。感染拡大による供給網の断絶や消費停滞が「経済をどれだけ傷めるのか予想がつかない」(米エコノミスト)ため、投資家は一斉にリスク回避に走っている。

 投資家の不安感を示すとされ、「恐怖指数」とも呼ばれる米国株の変動率指数(VIX)は24日に先行き不安の強い状態「20」を超えたが、28日には50に迫る急騰を見せた。

 世界経済の先行き懸念から、原…

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