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 昨年10月の台風19号による水害を受けて始動した日本大学工学部(福島県郡山市)の「キャンパス強靱(きょうじん)化プロジェクト」。被害が拡大したメカニズムの解明と、学生の避難行動を分析・検証することで、今後に備えた防災・減災モデルを提言する。これまでの知見と最新の技術を使った調査・研究とは――。

 「あの日、君たちは水が上がってくるのを見ている。自然災害と対峙(たいじ)する土木技術者の道に進もうとしている君たちは、台風19号の水害がどういうものだったのか、工学的に学んでほしい」。1月24日、日大工学部の特別講義が始まる前、子田康弘准教授(土木工学科)は学生約500人にこう話した。

 キャンパス一帯が浸水した日大工学部は11月5日に再開した。学生も約4500人のうち周辺に住む1千人以上が被災。この体験を風化させる前に専門の土木工学の観点から被害を解説し、考察させようとこの特別講義が開かれた。

 1986年の「8・5水害」で…

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