スマートウォッチの人気上昇、健康管理のツールに
中島嘉克
米アップルのアップルウォッチに代表される「スマートウォッチ」の人気が上昇している。身につけているだけで簡単に心拍数や歩数といったデータを計測できるため、健康管理のツールとして選ぶ人が増えている。
スマートウォッチはスマートフォンと連動させて使う。LINEの通知を受けたり電子マネーを使ったりでき、いろんなアプリを追加して機能を増やすことが可能だ。タッチパネルで操作するものから、ビジネスシーンでの使用を想定したアナログ時計のようなものまで幅広い。
調査会社の富士キメラ総研によると、スマートウォッチの2024年の国内市場規模は550億円と予測。18年実績より5割以上も増えそうだ。ヘルスケアへの関心が高い米国や欧州で市場が拡大し、参入するメーカーも増加。多機能化を競ったことで、日本でも目を向ける人が増えた。専用の「活動量計」や「ランニングウォッチ」からの移行が進んでいることも、市場の伸びを後押ししている。
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