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 相模原市の障害者施設「津久井やまゆり園」で重度障害者と職員45人を殺傷し、殺人罪などに問われた元職員植松聖(さとし)被告(30)に対する死刑判決が31日、確定した。弁護人の控訴を、控訴期限の30日に被告が取り下げていた。

 植松被告は16日、横浜地裁で検察側の求刑通りに死刑を言い渡されていた。判決後に朝日新聞記者と面会し、「二審、三審と続けるのは間違っている。弁護人が控訴しても取り下げる」と述べていた。

 判決によると、植松被告は2016年7月26日未明、園に侵入し、障害者19人を殺害し、職員を含む26人に重軽傷を負わせた。裁判では事実関係に争いはなく、弁護側は被告が常用した大麻の影響を考慮して無罪か減刑とすべきだと主張したが、判決は完全な刑事責任能力を認めた。(神宮司実玲)