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 新型コロナウイルスの感染拡大によって東京オリンピック(五輪)・パラリンピックが延期となり、プロスポーツでも中止や延期が相次ぐ。そんな中、一般の人たちが余暇でスポーツを楽しむ環境にも影響が及ぶ。

 3月、多くの自治体が体育館など屋内の公共スポーツ施設の利用を中止した。新年度になっても先行きは不透明だ。

 兵庫県宝塚市の市立スポーツセンターでは4月19日まですべての屋内施設の利用を中止した。密閉空間になる可能性が高く、換気も徹底できないと判断したためだ。当初は3月いっぱいとしていたが、感染リスクの軽減を目的に延長された。

 新年度から開催予定だった幼児や高齢者向けのスポーツや健康教室の参加者を募ったところ、「空き」が多く出たという。例年だと最初の募集でほぼ埋まるシニア水泳教室は定員35人のところ7割弱しか集まらず、親子水泳教室も大幅な空きが出ているという。

 センターの指定管理者である市スポーツ振興公社の定井昭成・事務局長は「すごく集まりが悪かった。もう少し状況が落ち着いてからと考えている方が多いのでは」とみている。特に高齢者を対象にした教室の申し込みの少なさが目立つといい、「『家族からまだ行かないほうがいいと言われた』という話も聞く」。今後の県内の状況次第では、さらに教室開始の延期や、開催自体が中止になる可能性もあるという。

 当初は屋内外すべてのスポーツ施設を3月31日まで利用中止にすると発表していた大阪府豊中市は、屋内施設については4月7日まで延長した。屋外施設の利用は、4月1日から可能になる。ただ、テニス教室や野球の試合をするために予約をしていた団体からはすでにキャンセルが出ているという。市スポーツ振興課の担当者は「自粛が呼びかけられているので、屋外施設も敬遠されているのでは」とみる。同市も感染状況次第では、施設の利用中止期間を延長する可能性もあるという。

 兵庫県内に住む50代の会社員男性が所属する卓球チームは、予定していた練習を3月に入ってとりやめ、4月上旬までその状態が続くという。チームには小中高校生もいるが、練習場所だった地方自治体の体育館が、「感染拡大を防止するため」という理由で高校生以下の児童、生徒の使用を禁止したためだ。「今の感染状況だと、この状態がいつまで続くのか見えない」と男性は不安を口にする。

 ■盛況の民間スポーツ…

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