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 萩生田光一文部科学相は31日の閣議後会見で、国際宇宙ステーション(ISS)に長期滞在する野口聡一飛行士(54)が、米ベンチャー「スペースX」の新型宇宙船「クルードラゴン」でISSに向かうことが決まったと発表した。新型宇宙船に米国人以外が搭乗するのは初めて。

 クルードラゴンは、2012年からISSへ物資を輸送している補給船「ドラゴン」を元につくられ、ISSを往復する無人飛行に昨年3月に成功。今年5月にも、米国人飛行士2人を乗せた初の試験飛行に挑む予定だ。野口さんはその次の飛行に、米国人らと共に搭乗する予定。搭乗時期は未定という。

 ISSに飛行士を送る手段は、米スペースシャトルが引退した11年以降はロシアのソユーズ宇宙船だけ。米国では、クルードラゴンと米ボーイングの「スターライナー」の開発が続いており、野口さんはどちらかに搭乗するため、訓練を続けてきた。

 野口さんは2度目のISS長期滞在で、3回目の宇宙飛行になる。初飛行はスペースシャトル、2回目はソユーズ宇宙船だった。