拡大する写真・図版ドーピング検査で使われている物と同じ検査ボトル

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 延期になった2020年東京オリンピック(五輪)・パラリンピックの新たな日程が決まり、五輪開幕は来年7月23日となった。数千億円規模とも見込まれる追加負担など課題は山積みだが、参加者の命や健康を守る以外にも利点がある。今夏に開催されていれば、「史上最も不公平」な大会になったかもしれない。

「抜き打ち検査」が崩壊

 新型コロナウイルスの感染拡大で、世界中のアスリートが外出禁止など制限された生活を送る。大会出場はおろか、ジムなど練習の場すら確保できない選手も多い。

 同様に大打撃を受けているのが、ドーピング検査だ。現在、世界中の競技会外検査、いわゆる「抜き打ち検査」が崩壊している。

 様々な国・地域が次々に発表した入国制限などの施策により、検査員が選手のいる国や地域に入れない。入れたとしても、2週間など自主隔離を指示される。検査員自身の健康も危ぶまれ、今月27日にはカナダの反ドーピング機関が全ての検査活動を停止。東京大会に選手団としての参加が危ぶまれているロシアでも、今は全ての検査が一時的に停止している。

拡大する写真・図版カナダ・モントリオールにあるWADA本部=遠田寛生撮影

 米反ドーピング機関(USAD…

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