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 経済産業省が関西電力に対して出した業務改善命令に手続き上のミスがあった問題で、経産省は31日、同省資源エネルギー庁の管理職職員らがミスを隠して手続きを進めていたと発表した。外部からの情報公開請求を機に隠蔽(いんぺい)が判明。経産省は同日、この管理職職員を戒告処分、上司の指定職職員を含む2人を訓告処分、監督責任などを踏まえて事務方トップの事務次官とエネ庁長官ら4人を厳重注意処分とした。

 経産省は16日、金品受領問題を報告した関電に、電気事業法に基づく業務改善命令を出した。法令上、命令を出す前に電力・ガス取引監視等委員会に意見聴取しなければならなかったが、この手続きが漏れていることに気づき、命令後にもかかわらず同日中に意見聴取を行った。担当部署は正しく手続きをしたと見せかけるため、聴取の日付を15日としていた。批判を避けるため、ミスを隠そうとしていたという。

 隠蔽の発覚を受け、経産省は29日に改めて業務改善命令を出し直していた。