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 スノーボード・ハーフパイプ男子の戸塚優斗(ヨネックス)が、エースへの階段を着実に上っている。この3月、五輪、冬季Xゲームズと並ぶビッグタイトル「USオープン」で初優勝し、存在感を見せつけた。18歳、充実のシーズンとなった背景には――。

ダブルコーク1440に成功

 米コロラド州で開かれたUSオープンで、高さ抜群の空中技で本場のファンをうならせた。上部と下部でパイプの大きさが異なる難しいコースだったが、大技「ダブルコーク1440」(縦2回転、横4回転)を成功。97・00点をマークし、2018年平昌五輪銅メダルのスコット・ジェームズ(豪)ら、世界のトップ選手をねじ伏せた。

 日本勢のUSオープン制覇は五輪2大会連続銀メダルの平野歩夢(木下グループ)らに続く、史上4人目の快挙。自信を深めた戸塚が言う。「(この大会は)遠い世界だったけど、身近になったと言うか、そこで戦えていること自体、本当に自信になる」

「暴走してしまった」

 飛躍の土台には、痛恨の記憶がある。

 11位に沈んだ2季前の平昌五輪だ。当時16歳。決勝2本目でパイプの縁に落下して腰を強打し、そのまま病院に搬送された。「雰囲気にのまれて、暴走してしまった」

 けがは打撲程度ですぐに癒えた…

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