東京都は31日、新型コロナウイルスの感染者7人が死亡したと発表した。このうち50~70代の男性5人は、院内感染の疑いが指摘されている永寿総合病院(台東区)の入院患者だという。この日に都内で感染が確認された人は78人に上り、1日で確認された感染者数としては過去最多になった。都内での感染者数は計521人にのぼる。
小池百合子知事は同日、報道陣に「感染爆発の重大局面ということは変わりない。大変懸念する状況だ」と述べた。
都によると、亡くなった永寿総合病院の入院患者5人は、28~30日に死亡した。台東区によると、検査日から死亡まで短期間の患者が多く、病状が急速に進んだとみられるという。このほか、60代女性と60代男性の死亡も発表された。
同病院をめぐっては、24日に入院患者と医療従事者ら5人の感染が明らかになり、このうち70代男性が死亡。28日にも50代男性の死亡が明らかになった。31日までに感染者は計107人に上り、死者は計7人となった。しかし感染者の転院は難航している。
病院は25日から外来を中止したが、いまだに会見を開いていない。PCR検査の対象を約700人にまで拡大したが、区によると、さらに関係者の検査を進めているという。
高齢者や持病を抱えている患者…
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朝日新聞社会部