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 国内外の観光客に宮崎弁の魅力を知ってもらおうと、県立宮崎南高校(宮崎市)の生徒4人が方言20個を紹介したガイドシートを作った。県の特産品を扱う県庁前のみやざき物産館KONNE(コンネ)などに置かれて活用されている。

 シートはA4判で日本語版と英語版の2種類。校内でのアンケートやインターネットから「おじい(怖い)」「つ(かさぶた)」、「てげ(すごく)」など20の言葉を選定。「あのお化け屋敷てげおじい」などとそれぞれに例文を示した。シートにはQRコードも記載。スマホなどで読み取ると生徒自身が吹き込んだ音声が流れ、イントネーションを確認することができる。

 作成者は同校フロンティア科の猪八重駿太さん、清田茜さん、福吉萌子さん、松吉射吹さん=いずれも4月から3年生=。同校フロンティア科は授業の一環で大学の講義を受ける機会があり、4人は2年生だった2019年度、宮崎産経大で言語学の講義を受講。班をつくって課題研究へとつなげていく中で、言語学と宮崎を結びつけて宮崎弁に着目。4人でガイドシート作りに取り組んだ。完成後はKONNEのほか、宮崎駅やみやざき外国人サポートセンターなどに頼んでガイドシートを置いてもらった。

 班長の福吉さんは「温かく聞こえる宮崎弁。県外の人や外国人の方が手に取って一つでも音声を聴いて、おもしろいと思ってもらえればうれしい」と言う。指導した前川裕美子教諭は「QRコードを付けるなど高校生ならではのアイデアが素晴らしい」と話した。(伊藤秀樹)