[PR]

 新型コロナウイルス感染症が広がっている影響で、京都府内の医療機関でもマスクの不足が深刻化している。府保険医協会(鈴木卓理事長)が会員を対象にした緊急アンケートでは、病院の約9割、開業医の7割が「足りない」「一定期間しかもたない」と回答。協会は2月26日、感染防止に必要な物品の供給や財政支援を京都府と京都市に要請した。

 アンケートは21~26日にファクスで実施し、69の病院と41の開業医が答えた。マスクの在庫を尋ねたところ、「一定期間内までしかもたない」が病院の65%、開業医の41%。「既に足りない」が、病院の22%、開業医の29%。入荷状況については「注文しているが入荷しない」が病院の71%、開業医の76%にのぼった。

 また、困っていることや行政への要望として「マスク使用を制限している状態。コロナだけでなく日常の感染防止対策に支障がある」「対策を講じる際に必要な設備、備品類に対して補助金を出して」といった声が寄せられた。

 同協会事務局は「マスクや消毒液ばかりでなく、手袋やガウンも不足している。府や京都市は災害用などに備蓄している物品を供給してほしい」としている。(佐藤美千代)