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 大学を来春卒業する3年生らを対象にした就職・採用活動の説明会が1日、解禁された。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、リアルな説明会が相次いで中止される一方、ウェブ上の説明会は盛況だった。異例のスタートを、就活生や企業は、どう受け止めているのか。

 就活情報会社のマイナビがこの日、ウェブ上で開いた合同企業説明会には昨年より9割ほど多い256社が参加。視聴を前もって予約した就活生の数は、2・5倍の約6万5千人にのぼった。

 リアルな説明会については、マイナビとディスコが3月前半の中止を発表済み。リクルートキャリアは3月中の中止を決めている。マイナビのウェブ説明会の予約が増えた一因には、こうした流れがありそうだ。

 「5秒前、4、3、……」。ディレクターの合図とともに、採用担当者がカメラの向こうの就活生に話しかけた。「みなさん、こんにちは」

 会社の強みは何か。選考スケジュールにコロナウイルスはどう影響するのか。就活生たちのチャットを通じた質問が画面に映し出されると、企業の採用担当者が一つひとつ答えていった。

 企業も就活生もコストを削減できるウェブ説明会は、ここ数年、増加傾向にあり、「すでに浸透している」と、マイナビの渋沢喜一郎就職情報事業本部長(53)。一方で、知名度の低い中小企業などとの新たな会いにつながるリアル説明会の利点も強調。「コロナウイルスの影響が収束すれば、4月以降に増やせるように準備している」と話す。

 早稲田大学3年の男子学生(21)は1日、マイナビの説明会を自宅のパソコンで視聴した。本来は、500社が集まる学内説明会に参加していたはずだった。「思っていた1日とは全然違う日になった」

 2月中旬から、申し込んでいた会社の説明会が続々と中止に。3月のインターンも中止になり、何十時間もかけたプレゼン資料は全て「水の泡」になった。「リアルな場でしか分からないこともあり、説明会やインターンがなくなったのはショック。これからウェブでの面接や説明会が増えていくと思うが、特に面接は慣れていない。対策をしないといけない」

■興味なかった就活生との出会い…

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