[PR]

 機体にトラブルを抱えた可能性のある米海兵隊の輸送機オスプレイが2月、県内に飛来し、厚木基地で離着陸を重ねていたことが朝日新聞の調べでわかった。これを含め1月下旬から2機が計4回飛来したが、米国側は従来提供してきた飛来情報を伝えなかった。県や地元市は国に再三確認を求め、2月26日までに一部情報を得たものの、目的やトラブルとの関連など重要な情報は得られないままだ。

 普天間基地(沖縄県)所属のオスプレイ2機が、北海道での日米共同訓練に参加する行きと帰りに厚木基地へ立ち寄ったことを、朝日新聞は確認した。入手した情報を総合すると、直前に経由した岩国基地(山口県)で機体に問題が発生したとみられ、1機を交換。2機とも北海道到着が8日遅れ、予定した本格訓練には加わらず終了した。

 1機は普天間へ戻る2月10日、仙台空港に緊急着陸した。東北防衛局によると、米側は「凍結警告灯が点灯したので予防的に着陸した」と説明したという。

 厚木基地には、この緊急事態を起こした機体が前後の同月3日と11日に飛来。もう1機は1月31日と2月7日に飛来している。

 県と、厚木基地を抱える大和、綾瀬両市には、オスプレイが飛来する時には通常、事前や当日、国を通して米軍が情報を提供してきた。今回、1月下旬から目撃情報が続いたが、国から連絡がないため、県と2市は問い合わせを続けた。

 県などによると、国が回答したのは、往路については2月10日、復路は26日で、飛来の日から最大19日後。内容も、日付と機体数だけで、通常発表されていた離着陸の時刻や、発表例が多かった経由地、目的などはわからないという。

 この間、北海道の地元には国から、訓練に参加するオスプレイの情報が同時進行で30回以上提供された。県内各自治体は、この訓練と飛来機の関連を国に確認してきたが、情報はなく、運用やトラブルの有無を確認できずにいる。

 県内自治体の窓口である防衛省南関東防衛局は取材に、「今回、事前や当日に情報はなく、米側に確認した情報は速やかに提供している。目的などの詳細は承知していない」と答えた。

 オスプレイは世界各地で重大事…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

2種類有料会員記事会員記事の会員記事が月300本まで読めるお得なシンプルコースはこちら