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 群馬大学医学部付属病院(前橋市)で手術後の死亡事例が相次いだ問題で、田村遵一病院長が一連の死亡事例について「ずさんな診療ではなかった」と群大医学部の同窓会誌への寄稿に記していたことがわかった。反発した遺族会と被害対策弁護団は2月28日、田村氏に意識改革の姿勢などを問う申入書を提出。同窓会は同日、ホームページで公開していた病院長の寄稿文を削除した。

 弁護団や群大によると、田村氏は2019年12月15日付で同窓会誌に寄稿。相次ぐ死亡事例を招いた当時の執刀医の男性医師と、その上司で診療科長だった男性教授について、「彼らはずさんな診療をしていたのではなく、手術を希望して受診した方のご希望に応えるべく努力し、病院の経営に寄与するつもりだった」と説明した。

 群大病院では14年に男性医師が執刀した肝臓の腹腔(ふくくう)鏡手術で患者8人が亡くなっていたことが判明。同じ医師による開腹手術でも死亡事例が発覚した。外部有識者による事故調査委員会は、カルテ記載や術前のリスク評価などの不足を問題視。死亡8事例はいずれも保険適用外の手術で必要な倫理審査をかけず、患者らへの告知もなく、男性医師による手術の中止を同僚医師が求めていたのに教授が聞き入れなかったことなども明らかにしていた。

 寄稿文で田村氏は「院内でのコ…

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