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 ひとりで暮らしている高齢者が増えている。独居というと「寂しい」といったイメージもあるが、体やこころの健康への影響は、独居であることだけでは決まらないことがわかってきた。ひとりでいても幸せを感じるために大切なことは何か。どんな支援が必要なのか。

 昨年の12月24日。三重県川越町の駒田喜広さん(86)は地元の社会福祉協議会が開いた交流会に参加し、スタッフに促され、もちつきの杵(きね)をふるった。

拡大する写真・図版ひとり暮らし高齢者交流会でもちをつく駒田喜広さん=2019年12月24日、三重県川越町

 3年あまり前に妻を病気で亡くして以来、ひとりで暮らす。2人の子どもは成人して離れて暮らしている。これまでに老人会の役員や地域の区長を務め、自ら育ててつくったイチゴジャムや切り干し大根を近所に配ることもしている。「なるべく人との交流を続けたい。そのためには、体も元気でいないとね」

 内閣府の高齢社会白書によると、ひとりで暮らす65歳以上の人は全国で約700万人にのぼり、同世代の女性の22%、男性の16%を占めると推計されている。20年後にはさらに増え、900万人に迫ると見込まれる。

 高齢者がひとりで暮らすことは、健康を損なうリスクになるのか。

居住形態より「つながり」

 東京都健康長寿医療センター研…

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