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 旅行大手エイチ・アイ・エス(HIS)は2日、2020年10月期通期の純損益が11億円の赤字になる見通しだと発表した。昨年12月時点では110億円の黒字を見込んでいた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で主力の日本人の海外旅行が大きく減ることなどが理由という。売上高の予想は9千億円から7750億円に、営業利益の予想も193億円から17億円にそれぞれ引き下げた。2月から海外旅行のキャンセルが目立ち、大型連休中など今後の予約も低調で、グループで運営するホテルなども予約が少ないという。新型コロナウイルスの影響は7月まで続くと仮定して業績予想を引き下げた。02~03年に流行した重症急性呼吸器症候群(SARS)より「悪影響は大きいとみている」(広報)という。(高橋尚之)