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 新型コロナウイルスの蔓延(まんえん)で、7月の東京五輪・パラリンピックをめざす中国選手団が危機に直面している。選考会への出場を断念したり、不利になったりするケースが相次いでいるためだ。2022年に自国で開催予定の冬季五輪への準備にも影響が出始めている。

 「ポイントが足りず、五輪に出場できないかもしれない。非常に焦っている」。中国の柔道代表選手の男性は2月、帰省した実家からSNSを通じて朝日新聞の取材に応じ、こう心境を打ち明けた。

 中国選手団はフランスとドイツで開催された2月の国際大会に出場できなかった。新華社通信によると、新型肺炎の影響で両国の在中国大使館の再開が遅れ、ビザを取得できなかったことが理由だ。五輪の出場権はこれらの大会の成績に応じて各選手に与えられるポイントによって争われるため、欠場は不利になる。

 男性はその後、実家から北京に戻ったが、今度は14日間、ホテルでの隔離を求められた。「いつも通りトレーニングもできず、今後の試合でいい結果を残せるかわからない」と調整への不安を語る。

 すでに五輪出場を断念した競技もある。中国ハンドボール協会は2月12日、女子代表チームが五輪の出場権をかけて欧州で開かれる世界最終予選への出場を辞退したと発表した。新型肺炎で選手やスタッフが期日通りに集まって練習することが不可能になったのが理由だ。

 体操の種目別でも、中国代表は…

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