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 日本各地で「地チーズ」を作る動きが広がっている。農林水産省の資料によると、大手企業を除くチーズ工房の数は2018年に319カ所と06年の3倍以上に増えた。海外のコンテストで賞を獲得するなど、国際的な評価も高まっている。

 チーズ全体の国内消費量も08年度の23・8万トンから18年度には35・3万トンに増え、より身近な食材になった。生産、販売業者などでつくる「チーズプロフェッショナル協会」の桝田規夫専務理事によると、SNSの普及で小さな工房でも製品の情報が発信できるようになったことや、生産者の顔が見える「安心感」が人気の背景にあるという。どの工房にも少量生産ならではの工夫や、牧草の違いなどからくる独自の味わいがあり、「ものづくりの『物語』やこだわりが、消費者に刺さっているんだと思う」と話す。

 栃木県那須町の「那須高原今牧場チーズ工房」は昨年、イタリアで開かれたチーズの国際コンテストで銅賞を受賞した。責任者の高橋雄幸さん(40)は、地チーズづくりは生産者にとってもメリットが大きいと話す。「自分たちがつくるミルクに付加価値を付け、農家のブランド化を進められる」

 国内では人口減に加え、1人あ…

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