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 「今回の事象は外に出たときに影響が大きい」

 2018年10月9日昼すぎ、大阪・中之島の関西電力本店。地上40階の4004会議室で岩根茂樹社長ら役員20人が出席していた「研修会」では秘密保持が強調されていた。

 福井県高浜町の森山栄治元助役から役員ら20人が現金や金貨など約3億2千万円分の金品を受け取っていた不祥事の報告会だった。しかし、「地元有力者の対応における不適切事象について」と題された配布資料では、森山氏や金品を受け取った役員らの名前、金額すら伏せられていた。

拡大する写真・図版関西電力の役員研修会で配られた内部資料

 説明役は、7~9月にこの問題を調べた社内調査委員会の委員長を務めた小林敬・元大阪地検検事正と法務部門の役員ら。一部を除く役員にとって不祥事を初めて知らされた場となったが、会合は1時間ほどで質問も批判も出ないまま終わったという。

 ある幹部は「経営トップの判断…

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