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 月経について発信する女性アスリートが増えている。これまで悩みを抱える人は多くても、人前で語られることの少ない話題だったが、SNSでのオープンな発言が目立つようになった。共通するのは「中高生らに伝えたい」という思いだ。

 「私はある指導者から『生理なんて無くていい』と言われました」。陸上長距離の新谷(にいや)仁美(積水化学、32)は1月31日、今年始めたばかりのツイッターでこんな文章を公開した。2014年に一度引退する前の、実業団時代のことだという。「女である事を否定された様にも感じました」とつづった。

 ツイッターを始めたら、このことを書こうと決めていたという。「生理は日常的で身近なものなのに、どうして誰も口にしないのかなと不思議に思っていた。我々選手が難しく考えすぎて、深刻なものにしてしまったところもあるのでは」

 特に中高生ら、若い女性に届いてほしいと願う。無月経による故障やメンタル面での不安定さに悩まされている陸上仲間も多かった。「いまはなくても焦らないでほしい。でも、なくていいやと思わず、危機感を持ってほしい。指導者の考えを変えられなくても、若い子が知識をつければきっと変わっていく」

 サッカー米女子リーグでプレーする川澄奈穂美(34)は2月21日、ブログの読者からの質問に答える形で、10年ほど服用している低用量ピルについてつづった。「生理をコントロールできるし、経血の量や生理の日数は減るし、生理痛は皆無で良いこと尽くしです」

 自身は中高生時代、月経について学ぶ機会がほとんどなかった。長年月経痛を我慢しながらプレーしていたが、日本代表をケアしていた医師の勧めで服用を始めた。「副作用が出る人もいるし、万人に合うとは思わないけど、試す価値はある。試したいと思っている人の背中を押したい。アスリートが使っているということがもっと知ってもらえたら」

 「切り込んでくるエースと、下に落ちるナプキン、どっちを止めるべきか。(中略)私の頭はパニック寸前だった」。サッカーなでしこリーグ2部のスフィーダ世田谷でプレーする下山田志帆(25)は昨年11月、ウェブ上に生理用ナプキンをピッチに落としそうになった慶大時代の失敗談をつづった。汗やピッチの水たまりでぬれてナプキンがずれることはよくあるといい、「アスリートにとっては非常に相性が悪い」と書いた。

海外でのプレーを経て、ボクサー型のアスリート向け商品の開発を一緒に進めることにった選手もいます。

 大卒後にプレーしたドイツでは…

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