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 基本ソフト(OS)を改造した米アップルのスマートフォン「iPhone(アイフォーン)」を不正に販売し、商標権を侵害したとして、京都府警サイバー犯罪対策課などは3日、兵庫県播磨町のアルバイトの少年(19)を商標法違反の疑いで逮捕した。捜査関係者への取材でわかった。容疑を認めているという。

 OSを改造し、出荷時に制限された操作を可能にする行為は「脱獄」と呼ばれる。捜査関係者によると、少年は昨年8月と同11~12月、脱獄させた中古のiPhoneをインターネットで京都府内の男子高校生に1万5千円、愛知県内の男子高校生に5万円で販売し、米アップルの商標権を侵害した疑いがある。

 少年はツイッターへの投稿を利用して客を専用の販売サイトに誘導。客が希望するスマホゲームで不正行為を可能にする脱獄iPhoneを販売していたという。

 府警は1月の家宅捜索で少年の自宅から脱獄iPhone14台と、改造前の1台を押収した。電子マネーのやりとりの記録から、昨年7月~今年1月に約60件販売し、約250万円を売り上げたとみて調べている。