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 3日の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前日終値より261円35銭安い2万1082円73銭で取引を終えた。朝方には一時375円値上がりしたが、その後上げ幅を縮小し、下落に転じた。午後の取引では下落幅が拡大し、結局、2営業日ぶりの下落で取引を終えた。新型コロナウイルスの感染拡大に対応し、主要国の中央銀行が協調して金融緩和に踏み切るとの期待があったが、その観測は急速にしぼんだ。

 東京市場の取引に先立つ2日の米ニューヨーク市場では、主要国中銀による金融緩和への期待感から、ダウ工業株平均が急上昇。前営業日より1293ドル高と史上最大の上げ幅となった。3日の東京市場もその流れを引き継ぎ、一時は日経平均は上昇。しかし主要7カ国(G7)の財務相・中銀総裁が東京市場の取引後に行う電話会議では具体的政策は打ち出されない、との観測が広がり、一気に売りが優勢となった。