[PR]

 ペット用のサプリメントを医薬品として効能があるようにうたい、販売したとして、警視庁は3日、ペット用食品通販会社「ハピナル」(東京都渋谷区)の右川(うかわ)正也代表取締役(47)ら44~50歳の男性4人と法人としての同社を、医薬品医療機器法違反(未承認医薬品の広告、無許可販売など)の疑いで書類送検し、発表した。

 同社は「ビール酵母」などを成分とするサプリメントや水素水を、自社サイトで病気への効能をうたって販売していたという。警視庁は、2011年6月以降に全国の約3万2千人から計約12億円を売り上げ、約9億円の利益を得ていたことを確認。健康被害は把握していないという。

 生活環境課によると、右川代表取締役らは昨年10月ごろ、サプリメントなど21品目について、同社サイトで「がんを消す」などとうたい、農林水産大臣の承認を受けたペット用医薬品などとして効能があるように宣伝した疑いがある。さらに同7~12月、サプリメントなどを医薬品として女性3人に約7万円で販売したり、販売目的で保管したりした疑いもある。

 これに先立つ同2月と6月に都から行政指導を受けたが、改善が見られなかったという。