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 大阪電気通信大の小森政嗣教授(47)=認知科学=はあるとき、男ばかりの研究室で、学生と「どうすれば女性にもてるか」という話で盛り上がった。

拡大する写真・図版大阪電気通信大の小森政嗣教授。合コンの実験で参加者に身につけてもらったゲーム機のコントローラーを持っている。人間の動きを測る加速度センサーが内蔵され、身につけた人同士の動きの相関が画面上にリアルタイムでグラフ化される

 この話は、ただの雑談では終わらなかった。小森さんたちは、情報工学の手法で人間同士の相互作用を探る研究をしている。合コンで「シンクロニー」を測ってみることになった。

 シンクロニーとは、新生児の時からみられる、人間の基本的な行動パターンだ。人が関心を持った相手に対して、無意識に相手と同じしぐさや表情をしたり、声の抑揚を合わせたりすることを指す。

 研究対象は、学生が企画した4対4の合コン。まず、体の動きを測るセンサーが内蔵されたゲーム機のコントローラーを、8人全員にゴムバンドで背中につけてもらった。センサーは、意図の有無にかかわらずあらゆる体の動きを拾う。合コンの開始前後に、質問紙で参加者の印象も調べ、もてた男性の特徴を探った。

拡大する写真・図版4対4、90分間の合コンの実験結果。位置は座席の位置を示し、実線と点線は動きがよく一致した間柄。女子全員と一致した「M2」君はイケメンで、開始前の質問調査でも1番人気だった。男子全員と一致した「F3」さんは合コンのまとめ役的な立場で男子全員に気を配っていた。企画はかつてのテレビ番組「プロポーズ大作戦・フィーリングカップル5vs5」を意識したそうだ=小森政嗣・大阪電気通信大学教授提供

 すると、4人の女性全員の動き…

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