徳島)すくもづくりへ藍の種まき 上板町

松尾俊二
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 藍染めの染料「すくも」づくりの最初の作業、藍の種まきが4日、上板町下六條の佐藤阿波藍製造所の苗床であった。20代目の藍師、佐藤好昭さん(56)らが清めの酒を注いだ畑にごま粒ほどの種をまき、「はね」と呼ばれる木の農具でたたいて土になじませ、保温と鳥よけを兼ねたシートで覆った。

 苗が成長すると別の畑に植え替え、6月から刈り取って、葉と茎を切り分ける「藍粉成(こな)し」に入る。佐藤さんは「気温は高くなってきた。暖かい方が早く大きくなる。健康でよく肥えた藍ができることを期待しています」。(松尾俊二)