井上充昌
宮城県南三陸町を流れる八幡川の両岸が白いコンクリートで輝いている。
一帯は津波で大きな被害を受けた。県気仙沼土木事務所によると、工事は「粘り強い構造に」との方針のもと、写真下側の先にある河口から約1・6キロにわたって、盛り土をコンクリートブロックで覆う工法がとられた。復旧工事は来年3月まで続く。
拡大する宮城県南三陸町のさんさん商店街周辺に広がる堤防=朝日アドテック撮影
写真右下の先には南三陸さんさん商店街があり、八幡川の河口を一望できる。商店街の対岸には、骨組みが残った町防災対策庁舎があり、震災遺構としての保存をめぐる議論が続く。(井上充昌)
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