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 がん治療の影響で口を大きく開けられず、食事がしにくい。そんな悩みをもつ人たち向けのカトラリー(スプーンやフォーク)を関西電力の社内ベンチャーがつくった。自らのがん体験をもとに商品化につなげた。

 開発したのは柴田敦巨(あつこ)さん(45)。関西電力病院の看護師として働いていた2014年に耳下腺(じかせん)がんを患い、3度の手術を経験した。治療で顔面の神経の一部を取り除いたため、口を広げたり、かんだりすることが少し難しくなった。通常のフォークやスプーンだと食べ物をこぼし、口の中を傷つけてしまうという。

 自分に合ったカトラリーをつくれば、同じ悩みを持つ人たちの役にも立つはず。そう考えて、関電の社内ベンチャー制度に応募。金物の産地として知られる新潟県燕市のメーカーの協力を得て、柴田さんらの口に合うよう、1ミリ単位で調整して開発した。

 スプーンはすくう部分が幅2・…

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