拡大する写真・図版開放された客間で自習する子どもたち=2020年3月5日午前9時53分、京都市中京区、佐藤慈子撮影

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 大阪の銭湯、京都の料亭、兵庫のペンション……。新型コロナウイルス対策として小中高校などが臨時休校する中、子どもたちに「居場所」を開放する動きが広がっている。「困った親たちの力になれれば」。それが受け入れ側に共通する思いだ。

 「お菓子食べる人ー!」

 大阪市平野区の銭湯「入船温泉」に子どもたちの声が響いた。両親が共働きや一人親などの子ども向けに、店長の大坪学さん(36)らが店の2階を「お留守番場所」として12日まで提供している。

 子どもたちは机でお絵かきをしたり、ボランティアスタッフと宿題をしたり。近くに住む小学2年、小山美緒さん(8)は「学校がなくてさみしいけど、みんながいて楽しい」と笑顔を見せた。美緒さんの両親は共働き。母・美里さん(31)はSNSで「お留守番場所」のことを知った。

拡大する写真・図版銭湯2階のフリースペースで、ボランティア(奥)とともにお絵かきをして遊ぶ子ども=2020年3月3日午後2時43分、大阪市平野区、矢木隆晴撮影

 「家で留守番してもらおうとも思ったけれどずっと一人は不安。他の子もいるところで見てもらえたら安心できるので助かります」

 政府が一斉休校を要請した先月27日、同温泉のスタッフが「突然の休校で困っている共働きの親がいる。居場所を作っては」と提案した。昨年、銭湯の2階に約24畳のコミュニティースペースを開設したばかり。ただ、子どもの面倒をみる「プロ」はいない。そこでスペースを「留守番場所」として開放。「子どもたちと一緒にお留守番します」と呼びかけることにした。

記事後半では、京都の料亭に集まる子どもたちの様子を紹介します。

 食事は各自で持参してもらい、…

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