「外出しない、守ってないよ」中高生、行き場なく渋谷で

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黒田壮吉、鶴信吾、林幹益、高橋町彰、関口佳代子、江戸川夏樹、宮坂麻子
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 新型コロナウイルスの感染拡大で学校が一斉に休みになり、中高生たちが行き場を失っている。授業だけでなく、部活も自粛。子どもの利用を制限する施設も出てきた。「家で一人は寂しい」「遊ぶ場所もないなんて」という声が漏れる。

ゲームセンターは入場制限

 「小中高校生の入場制限について」。4日昼過ぎ、都内のセガ系列のゲームセンター入り口には、そんな貼り紙があった。脇にはアルコール消毒液。マスク姿の店員が時折、ゲーム機を消毒していた。

 全国でゲームセンター約200店舗を展開する「セガ エンタテインメント」は2~13日、平日は午後3時まで小中高生の入場を制限している。店を出るよう言われたという中学2年の男子(14)は「親は勉強しろと言うが、家にいてもずっとは勉強できない。気晴らしになるかなと思ったのに」と肩を落とす。

 文部科学省は2月末、全国の都道府県教育委員会に、3月2日から春休みまで小中高校などの臨時休校を求めた。対象は1300万人。人の集まるところへの外出を避け、基本的に自宅で過ごすよう求めた。部活動も自粛だ。小学生には学童保育が受け皿になるだろうが、中高生たちは頼れない。

 こうしたなか、小中高生の利用を制限する施設が増えている。レジャー施設「ラウンドワン」でも、系列の店舗で2~13日の平日は午後3時まで、小中高校生だけでの入場を規制する。東京都武蔵野市吉祥寺店では4日昼、市内の中学3年の男子生徒(15)が、友人6人で入ろうとしたところを止められた。「遊ぶ場所もないなんて」と苦笑いだ。

 18日までは学校の授業や発表会などが目白押し、のはずだった。19日の卒業式も「学校からのメール待ち」。6人は卒業後、別々の高校に進む。「悔しいし、寂しいです。これで終わりなんて。最後に思い出をつくりたいんですけど……」と口々に話した。

■カラオケや図書館も…

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