服飾ブランド「アースミュージック&エコロジー(earth music&ecology)」などを展開するストライプインターナショナル(岡山市)の石川康晴社長(49)が複数の女性社員らにセクハラ行為などをしたとして、2018年に開かれた「臨時査問会」に示された資料を朝日新聞が入手した。石川氏がホテルやデートに誘うSNSのメッセージ画面などが含まれている。
査問会は18年12月13日、同社の社外取締役、社外監査役、弁護士が出席して開かれ、15~18年にかけての4件が報告された。
資料には、石川氏と女性社員・スタッフらで交わされたLINEやフェイスブックなどのメッセージ画面が多数載っている。
このうち15年、宿泊研修中に石川氏が深夜に女性社員を部屋に呼び出そうとしたとされるケースでは、LINEで「このLINE、内緒だよ」「1時半に15分だけ、抜けてくる? 話、する? 危険かな?」などのメッセージを送った上で部屋番号を伝えている。
また、16年、石川氏が地方…