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 コンビニ店内で機転を利かして利用客に声をかけ、架空請求詐欺を防いだとして、上野原署は上野原市のファミリーマート上野原新田店の店長、星野辛(しん)さん(38)と店に感謝状を贈った。

 星野さんは2月15日、店内の端末を携帯電話で通話しながら操作する60代男性に気づき、「おかしい。誰かに指示されているのではないか」と感じた。

 男性がレジにやって来た。20万円分の電子マネーの購入申込書を出すので、応対した星野さんが何の支払いか尋ねると、「インターネットの支払いだ」と男性。「支払期限を過ぎた利用料金がある」というショートメールが届いたのだと説明した。

 不自然に思い、詳しく事情を聴くと、男性には心当たりがないことがわかり、星野さんは詐欺だと確信。警察に通報した。

 星野さんは別の店舗で電子マネーの詐欺被害を防いだ話を聞いたことがあり、普段から詐欺防止の声かけを店員らに指導していた。2日に感謝状を受け取り、「被害を防ぐことができてよかった。今後も詐欺被害を出さないよう意識して見ていきたい」と話していた。(玉木祥子)