新型コロナウイルスの感染が拡大するなかで、訪問介護などの支援現場のマスクや消毒液の不足が切迫している。接する相手は、発症すればリスクが高い高齢者。一部の事業所ではガーゼマスクを手作りするなど、当面の危機をしのごうと知恵を絞る。
「マスクが入手できずに困っています。事業所の在庫ももうじき底をつきそうです。つい多めに買い込んでしまった方、どうか近くのヘルパーやデイの事業所にお譲りください!」
訪問介護事業などを運営するNPO法人グレースケア機構(東京都三鷹市)の柳本文貴代表は今月1日、自身のツイッターでこう呼びかけた。マスク不足に対する危機感は強い。柳本さんは「入手できなければ、あと1週間程度しかもたない。特にヘルパーは、排泄(はいせつ)ケアや食事の準備で訪問しないわけにはいかないのだが」と話す。
事業者には、スタッフが感染することへの心配も、スタッフを通じて高齢者が感染することへの心配もある。
だが、マスクや消毒液を節約す…
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朝日新聞社会部