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(悩みのるつぼ) 相談者

 40代女性です。息子のことで相談します。

 小学校高学年の息子は、低学年の時から近所の空手教室に通っています。今まで何度か大会に出ているものの、結果は無残なもので、全く勝つことが出来ません。

 本人は試合前は勝つ気満々なのですが、負けた後は勝てなくても仕方がないと、あっさりと諦めてしまいます。

 教室の講師の先生も、他にもたくさん生徒さんがいますので、息子には「よくがんばった」としか言ってくれません。

 ご自分のお子さんはよく優勝していて、よく目をかけているんだろうなと嫉妬してしまいます。うちの息子にも、もっと負けたことを責めて怒って、やる気を出させてくれたらいいのに……と。

 私はというと、これだけ続けても試合に出ても勝てない息子に対し、毎回「もう空手なんてやめなさい」と言ってしまう始末です。

 団体競技とは違い、空手は負けたことを誰のせいにも出来ません。

 息子を責めてしまうのは、強くなる努力が足りないと思っているからだと思います。

 子供の頑張りを褒めてあげられる優しい親になるにはどうしたらいいのでしょうか?

 ほかのお子さんたちが活躍するのを見ると、ただただつらくなります。

回答者 文筆業・清田隆之さん

 スポーツには大まかに二つの哲学が存在します。①勝利や記録を重んじる結果至上主義的な考え方と、②競技を通じた心身の充実や成長を重視する考え方。勝てない息子にもどかしさを感じてしまうのは①由来かもしれないし、子供の頑張りを褒めてあげたいという気持ちは②から来るものかもしれません。勝利がすべてではないけれど、参加するだけで意義があるともなかなか思えない。そこがスポーツのおもしろくも難しいところだと感じます。

 結果至上主義には原理的に際限…

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