香港で販売のウナギ、4割に密輸品混入? DNA検査で

有料会員記事

小坪遊
[PR]

 絶滅の恐れが強い、EUが輸出入を禁止しているヨーロッパウナギが、香港のスーパーで広く売られている。こんな調査結果を現地の研究者らが科学誌サイエンス・アドバンシズに5日発表した。「ニホンウナギ」の表示でヨーロッパウナギが売られていた例もあったという。

 チームは、香港のスーパーなどで、ウナギ製品49個(13銘柄)を集めてDNA解析で種を特定。製品の45%にあたる22個(9銘柄)がヨーロッパウナギと特定できた。ヨーロッパウナギほどではないが絶滅の恐れがあるアメリカウナギも35%、ニホンウナギも10%含まれていた。製品のほとんどが「ウナギ」とだけ表示していたという。

 ヨーロッパウナギの国際取引はワシントン条約で規制され、EUは2010年から輸出入を禁止している。アフリカにも生息するが、ワシントン条約に基づく輸出入の記録などと照合すると、香港では売られていないか、ごくわずかのはずという。

 近年も犯罪組織の摘発が相次…

この記事は有料会員記事です。残り146文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【無料会員限定】スタンダードコース(月額1,980円)が3カ月間月額100円!詳しくはこちら