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 東京五輪マラソン女子代表選考の最後の対象レースとなる名古屋ウィメンズマラソン=日本陸連など主催=は8日、名古屋市東区のナゴヤドームを発着点とする42・195キロで開かれる。代表3枠のうち2枠は既に内定しており、最後の1枠に入るには、選考レースで優位に立つ松田瑞生(24)=ダイハツ=が持つ2時間21分47秒を上回り、日本人トップでゴールすることが条件。岐阜県海津市出身の安藤友香(25)=ワコール=ら東海勢が6日、名古屋市内で記者会見し、地元での逆転を誓った。

 コースはアップダウンが少なく、好タイムが出るとされる。招待選手の安藤は2017年大会で、今回の設定タイムを上回る2時間21分36秒をマーク。自己ベストは今大会の日本勢で最速だ。昨年9月の代表選考レース「マラソングランドチャンピオンシップ(MGC)」では体の揺れが小さい「忍者走法」で序盤好走したが、失速して8位。米国で合宿を積んで迎えるレースに「代表選考だからと身構えていたが、やることは変わらない。最後まで諦めず走る」と話した。海津市の支援者は、新型コロナウイルスの影響で沿道応援やパブリックビューイングは中止したが、テレビの前で声援を送る予定だ。

 津市出身でMGC9位の招待選手、岩出玲亜(25)=アンダーアーマー=も有力だ。6年連続出場で、前回は日本勢トップの2時間23分52秒を残した。会見では「(2時間21分47秒は)それなりの覚悟がないと切れない。岩出の走りを見て『元気が出た』というレースをしたい」と語った。

 レースは午前9時10分号砲。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、大会本部は沿道応援の自粛を求めている。一般参加の部は中止となり、代替策としてスマートフォンアプリを使って走行距離を計測しながら走る「オンラインマラソン」が8日から5月31日まで初開催される。(土井良典)