ジャズ史上最も影響力のあるピアニストの一人、米国のマッコイ・タイナーさんが死去した。81歳だった。親族が6日、ツイッターで明らかにした。米紙ニューヨーク・タイムズによると、同日、米東部ニュージャージー州の自宅で死去したという。死因は明らかになっていない。

 1938年、ペンシルベニア州フィラデルフィアに生まれ、13歳でピアノを始めた。60年からジャズサックス奏者のジョン・コルトレーン(1926~67)らと4人で活動するようになり、「至上の愛」や「マイ・フェイバリット・シングス」などのアルバムで演奏。「黄金のカルテット」と呼ばれたが、65年に音楽性の違いからコルトレーンのもとを離れた。

 87年に発表したアルバム「ブルース・フォー・コルトレーン」などでグラミー賞を5度にわたり受賞。2002年には、全米芸術基金の「ジャズマスター」に選ばれた。(ニューヨーク=藤原学思)