拡大する写真・図版朝日新聞の岡林佐和記者(右)と毎日新聞の坂根真理記者=2020年2月20日、長野市栗田、田中奏子撮影

[PR]

 不規則かつ長時間の勤務に全国転勤。そこに、子育てが加わったら――。信州にいま、最前線で取材をしながら小さな子どもを育てるママ記者がいる。「仕事と育児の両立」から「ここが変だよ、メディアの働き方」まで。ライバル紙の垣根を越え、朝日新聞長野総局の岡林佐和記者、毎日新聞長野支局の坂根真理記者の2人が本音で語り合った。

 岡林 夫も朝日新聞の記者で、3年前に一緒に長野に赴任しました。育児中の夫婦がセットで地方転勤する試みを会社が始めました。子ども2人は夕方からシッターさんに週2回みてもらって、残りは夫と分担しています。でも子育て・家事と仕事の両立は、全然できてない。家の掃除機の調子が悪いとか、夫に言われるまで知らなかったし。

 坂根 私も夫は新聞記者で、近くで働きたいとそれぞれ会社に相談して、私は子どもと一緒に長野、夫は前橋に。平日の育児や家事は私1人……。毎日発行される新聞の仕事は夕方からが忙しく、子どものお迎えや夕飯づくりと同時並行で動いています。頭の中で車輪がカラカラと回っているようで、ハムスターの気分。でも、若手のころはもっときつかった。

 岡林 女性記者が出産すると、報道の第一線にいられない時代もあったよね。

 ――昨年10月、長野を台風19号が襲った。報道の現場も「非常事態」。どう対応したのでしょう。

 坂根 子どもの学校が被災して…

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。

この記事は有料会員記事有料会員記事です。

【8/7まで】シンプルコース(月額980円)が今ならキャンペーン中!詳しくはこちら